ネクタイの結び方
最近、私の両親は 娘よりも婿さんを頼りにしています。
今日も父が 「頼みたいことがある」と婿殿を呼びます。何かと思えば 「ネクタイの結び方が解らなくなった。」との事。一緒に結ぶ練習をします。
先日、詩吟の発表会の時 ネクタイを結ぶのに大変苦労したということは母から聞いてました。卒寿を迎える歳ですが まだまだやる気はあります。でも自分だけでは心もとなく思って母に「覚えておけよ!」と少々気弱な面も
母は、「もうネクタイを結ぶことも無いのに・・・」と言いながら 父と一緒に婿殿から結び方を教わります。
近々にスーツを着る用があるわけでもないのに 今覚えても忘れてしまうのではと思いつつ 父のやる気を削ぐわけにも行きません。一生懸命覚えようとする父を見て私も頑張ろう!!と思いつつ 大正、昭和、平成を生き抜くパワーには圧倒されますね。